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Stitch 縫製・組み立て


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昔ながらの手作業が生む味わいと強さ

FIVE WOODSの代表作として人気の「DULLES BUG(ダレスバッグ)」は、
ほぼ全ての工程が手作業で組み上げられています。
その縫製と組み立てを行うのが愛知県豊川市の工場。
昔ながらの製法を守り抜く職人の手によって、ひとつひとつ組み上げられていきます。

緩やかで優雅な曲線と複雑な構造で設計されているダレスバッグは、
どれだけ工業化が進んでも自動では作れないと言われています。
なぜなら、天然皮革は首、肩、お腹などの部位によって微妙に表情や性質が異なり、
その組み合わせを想像しながら組立てる必要があるからです。

それぞれの革の特性に合わせて、ひとつずつ丁寧に作ることでこそ、
良い鞄になるというのがFIVE WOODSと作り手を繋げる共通の思い。
昔ながらの技術にこだわるのは、長く愛される鞄作りを目指すからこそなのです。


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素材の良さを生かす技の数々

最も負担のかかる口金の部分は、伝統的な「二本針」という手法で縫い上げられます。
厚手の革がずれないように「菱錐(ひしきり)」と呼ばれる道具で糸を通す箇所に穴を開け、
太い針と糸でしっかりと縫い上げます。そのステッチは美しいだけでなく、
鞄全体の剛性を支え、持った時の体感重量を軽くしてくれる効果もあるのです。

また、「コバ」と呼ばれる淵の部分は「鉋掛け(かんながけ)」が施されます。
これは植物性のタンニンで鞣された弾力のある革だからこそできる仕上げ。
一方で、弾力の強い革は、しっかり押さえ込んで縫い上げないと
歪みが出てくることもあります。
そうした歪みを調整しながら革の弾力を生かすことで、美しいフォルムが生まれるのです。
その様子は、まるで木の特性を生かして家を建てる棟梁のようでもあります。

何代にも渡って継承された鉋やその他の道具には、伝統の技を支えてきた独特の存在感があります。


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エイジングこそ革鞄の魅力

革製品は、完成してお客様の手元に届いたところが始まり。
そこから共に時間を過ごしていただくことで、世界で唯一の鞄へと変化を遂げるのです。
この経年変化によるエイジングこそ、革製品を持つことの最大の魅力だと、
FIVE WOODSは考えています。

そこで、ダレスバッグやアタッシュケースなどは、最も可動する持ち手に
「アイレット」を打ち、「管」を通すことで革への負担を大きく減らしています。
この加工は持ち手のガタつきも抑える働きがあり、しっとりとした持ち心地を与えてくれます。

革の鞣しから仕上げ加工、縫製・組み立てに至るまで、
顔の見える作り手と真摯に向き合いながら作り上げる一つの鞄。
大切な鞄だからこそ、何年、何十年というエイジングを楽しんでいただきたい。
その一心で、美しく頑丈な作りを求め、FIVE WOODSの鞄は作られていきます。


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